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3D SCAN

3Dレーザースキャナは、対象物へ連続的にレーザーを照射し3D形状を取得します。
非接触のため対象物を傷つけることなく計測が可能です。

スキャンされたデータは、デジタル化された「点群データ」になります。「点群データ」には、3次元座標値(X,Y,Z)が含まれており、内蔵のカメラで撮影した写真の色情報「カラーデータ(RGB)」を点群にそのまま着色するため視覚的にもわかりやすいのです。レーザーの反射強度（計測対象の材質や色によって変化するレーザーの反射具合）に応じて点群データを着色します。形状だけでなく質感も再現できます。

また、机上のPCで形状確認や寸法計測ができ、施工改修、設備管理、3D CAD化など、様々な用途に活用することが可能です。

「図面のない建造物、手加工品、手加工修正した製品を３Dデータ化したい。」
「解析用に３Dデータがほしい。」
など、３Dスキャナでさらに可能性が拡がります。

古い構造物や建造物等、老朽化や災害などにより崩壊してしまう前に3Dレーザースキャナを用いて3次元データを計測することにより、データとして未来に残すことが可能になります。また増築、改築、災害などで破損した箇所の復元をスムーズに行うことができるようになるのも大きなメリットです。